あったかもしれない人生

ランジェリーを趣味から仕事にすると決めた頃、最初に出会った心惹かれる幾何学模様のレースが美しいランジェリーはトルコ発のブランド。

ふらふらっと色んなお店を巡っている時、必ず目が留まるのはトルコガラスの美しい器たち。

お洋服屋さんで素敵だな、と手に取ったワンピースはトルコのファブリックで作られたもの。

こんな事が7年近く繰り返され、何で私はこんなにトルコの技術に心惹かれるのだろう?美しいと感じるのだろう?と疑問に思いAIに話しかけてみた。

「あなたの前世はオスマン宮廷に出入りしていた目利きの商人だったのかもしれませんね。」

この何の根拠も無い、この私の前世の人生がとても気に入った。

前世で美しいものを沢山見て、触れて、審美眼を磨いて来た。そして、今世ではその審美眼を引き継いだまま今度は大学の芸術学部テキスタイルコースで物の成り立ちを学んだ。磨き上げた目と知識を自分の中で再編集してランジェリーの魅力を届ける仕事に打ち込んでいる。こんな美しいストーリーを辿っている魂が存在していても良いのでは?

ただ、ワクワクするから。それだけの理由で今日からこれを「私にあったかもしれない人生」として採用することにした。