おはようございます。
ランジェリースタイリストのいわがわあかねです。
皆様は『ランジェリーファッション』という単語を目にした事はありますか?
また、ランジェリーファッションと聞いてどんな服装を思い浮かべますでしょうか?
おそらく多数の方がランジェリーをアウターにしたランジェリーを魅せるファッションを思い浮かべるのでは無いでしょうか。※下図の様なイメージ
20代女性の強い味方!名古屋でご活躍されているランジェリースタイリストSakiさんのInstagramよりお借りしました。Sakiさんの公式サイトはこちら。
昨年、私が受講したLingerie Collegeのランジェリースタイリスト養成講座の中で言われていた『ランジェリースタイリストらしい格好をしましょう』という言葉。
この言葉を聞いて以降、ランジェリースタイリストらしい格好ってどんなものだろう?やっぱりランジェリーをアウターで魅せる、ランジェリーのデザインを活かしたランジェリーファッションをするべきだろうか?と今までガチガチの服装規定の中で生きてきた私はランジェリースタイリストとしてのキャリアをスタートするにあたり大変悩みました。
しかし、色んな方のファッションに目を通しましたがランジェリーを魅せるファッションは見ている分には素敵だけれども、私がしたいかというと何か違う……。そもそもよくランジェリーファッションで見かけるハイネックタイプのブラジャーは私の体型に合わない。
そんな中で、ランジェリーファッションってそもそも絶対にランジェリーをアウターにしなければならないのか?という疑問が生まれ、改めてランジェリーファッションの定義について考え直しました。
私流のランジェリーファッションの定義についてようやく辿り着いた答えをシェアします。
私の中のランジェリーファッションの定義
私が出した結論。それは、
ランジェリーの特性を活かした服装
これを『ランジェリーファッション』と呼ぶこと。
ランジェリーをアウターにしてランジェリーのデザインを楽しむ・魅せるファッションと同列に、あえてアウターにせずランジェリーが持つ特性と服が持つ個性を活かしたファッションの楽しみ方があっても良いのでは無いでしょうか。
傍目には見えなくとも、こちらもランジェリーを軸に置いたランジェリーファッションだと私は考えます。
私流、ランジェリーファッションを楽しむエッセンス
では、具体的にランジェリーの特性を活かした服装とはどんな風に楽しめば良いのか?私流のランジェリーファッションを楽しむエッセンスをお伝えします。
ランジェリーは下から覗かせる
私の中に強く残っている言葉があります。
「ランジェリーは上から見せるな、下から見せろ」
これは私が10年以上前に夢中になって拝読していたとあるランジェリーブログの著者の言葉。
日本は下着が見える事はご法度、な社会。だからこそ、上からは見えないものに色気を感じる。そんなお話から来る言葉でした。
そして下から覗かせる。
例えばスリットの入ったロングスカート。歩く度にスリットからチラリと覗く色鮮やかなスリップの色。立っている・座っているだけでは見えない。動くと時々見える、心が浮き立つようなカラー。これって想像しただけでワクワクするのは私だけでしょうか?
こんな風にその人の遊び心が垣間見えるファッションって素敵だなあ、と感じます。
想像の余地を与える
デコルテが透けた美しいトップス。本来あるはずの位置に見えないブラジャーのストラップ。
そんなファッションの人が目の前にいたら、この服の下はいったいどうなっているんだろう?そんな風に疑問や興味を抱く方もいらっしゃるのでは?
これが『妄想の余地』を与えるという事。
そして、一般的に想像されるブラジャーとは違う形や機能を持ったブラジャーの特性を活かしたファッションとなります。お気に入りのブラジャーを見つけ、そのブラジャーのポテンシャルを最大限に引き出せる服はどんな物なのか?コーディネートを考える時間もまた一興!自分だけの秘密を忍ばせたファッションもとても素敵ですよね。
また、もしあえて下からストラップを覗かせるなら、ストラップとその他は異なるカラーを使用したブラジャーを選び想像を裏切る。なんて魅せ方も楽しそう。
まとめ
ランジェリーをアウターにしない『ランジェリーファッション』の中にも沢山の楽しみ方があり妄想が膨らみます。
各SNSやマガジン内でも今後、どんどんご提案して行きたいと考えております。ランジェリーの楽しみ方は十人十色。私なりの楽しみ方が皆様のファッションの幅を広げるヒントとなりましたら幸いです。
良かったらあなたのランジェリーファッションの定義も教えて下さいね。